体育が大嫌いだった私がウォーキングを一年続けた話

 ウォーキングでよく行く公園でも紅葉が始まっていました。ススキもだんだん、ほわほわとしてきています。ウォーキングを続けてかれこれ一年になりました。

地元のマラソン大会に感化されてウォーキングをはじめる。

 コロナが流行るまでは毎年、地元でマラソン大会が開かれていました。マラソン大会が開かれると、交通規制がかかるため日中どこにも出かけられなくなってしまうのです。

 暇なので見物に行くと、すごい人数の人が走っているんです。若い人はもちろん、おばさんも、おじいさんも、早い人も遅い人も、みんなそれぞれ一生懸命走っているんです。

 なんか、いいなー。こんな風に走れたら気持ちが良いだろうなー。

 そんなようなことを思ったのを覚えています。

それから一年。いろいろありつつ、ウォーキングやジョギングをを続けています。

自分は運動嫌いと思い込んでいた。

 私は小学生のころから、体育の授業が苦手でした。そもそも体力が低いのです。それに要領が悪い重なり、悪い結果ばかり。どうしても、みんなができていることが自分ができないと劣等感を感じてしまいます。

 一番嫌いだったのは、バレーボール。チームプレイで自分のミスがチームの足を引っ張るのが大嫌いでした。今思えば楽しくチームプレイを楽しもうという風土づくりもなく、仲がいいわけでもないのに振り分けられたチームで雰囲気を保ってチームプレイをしなさいなんて、学生には難易度高すぎて土台無理な話です。

 足を引っ張るばかりで申し訳ない。そんな気持ちが私の運動嫌いに拍車を掛けました。

 部活も卓球部に所属しましたが、それほど上達せず楽しくない思い出が残りました。

一人でできるスポーツはとっても気楽。

  一人でするスポーツってとっても気楽。だって、相手の都合に合わせる必要もありません。走りたいときに走って、歩きたいときに歩けるんです。チームスポーツだとこうはいきません。

 そして、ウォーキングもジョギングも勝ちも負けもありません。距離や速度は測れますが、ただそれだけです。

自分の心地いい範囲で運動するのって意外と気持ちが良い。

 ほんの軽く運動すると気分がいいです。

 私は運動音痴で、体育の授業って嫌いでした。でも、一人でするウォーキングは続いています。なんでだろうと思って考えてみました。

 体育の授業って興味もない運動を自分の心地いい範囲を超えてしないといけなくて、挙句に順をつけられて悪い成績を与えられるわけです。

 そりゃあ、嫌いにもなりますよ。

 自分の好きな運を、自分の好きな分だけできれば嫌いになる要素はないわけです。したくなくない時には、しないわけですから嫌いになりようがありません。

 これからも、マイペースで運動を続けていきたいと思います。