具体的な節約術から、節約に至ったいきさつや節約に対する考えがしっかりかかれていて、すごく内容のの濃い一冊でした。
働かずに年に100万円の不労所得だけで生活をしている山崎寿人さんの本です。
幸せが一番、節約は2番目3番目。
月の生活費(変動費)が三万円でやりくりをしているそうですが、それはそのくらいがちょうどいいくらいだからだそうです。
自分の心地いいと感じる範囲を知れば、しあわせと節約のバランスをうまいこと取れるのかもしれません。
私は、今月いろいろな出費が重なってしまったので、自分の娯楽費やおやつ代を削っています。いつもより我慢をして支出を押さえているからか、無理しない生活というのにすごく惹かれました。節約より先に幸せを持ってきてもいいのかもしれません。
人生について視点を変えてくれる本。
山崎さんにとって、働かずに自由に暮らすというのが何より大切なことのようです。年収100万円以上を得ることも可能だと思いますが、それをせずに節約生活を続けているのは、今の生活を心から大切に思っているんだなと信念を感じます。
人生やお金について、世間の価値観から外れて自分の感じ方考え方を大切にするのは、なかなかできることではありません。
自分の感じ方を大切にしたい。
大切なのは、自分が何に幸せを感じるのか、何が好きなのか、ポイントを押さえて幸せを感じられるような環境を整えることかもしれません。
日頃から自分の心の様子を観察して何が幸せか、何が嫌いか把握していきたいと思います。