家計簿をもう少し使いやすくしたい。スプレッドシート家計簿4年目に向けて。

 私は、市販の家計簿を買ったことがありません。一般的に市販の家計簿は項目が決まっていることが多いので、実家暮らしの私には不要な項目が多すぎるのです。

 スプレッドシートを主体として手帳や、最近はマネーフォワードを補助として使っています。

 これまでなんとなく無料だから、計算しなくていいからという理由で使い続けてきたスプレッドシートも早いもので来年で4年目になります。あらかじめ用意されているテンプレートをちょっと手を加えて利用して来ましたが、けっこう気に入っています。

スプレッドシートは支出の把握、マネーフォワードは資産の把握。

 2つの家計簿を併用していて、思うのはなんとなくの方向性の違いです。

スプレッドシートは支出管理

 スプレッドシートのテンプレートとして準備されている年間予算では、支出の管理がしやすいです。手入力の面倒くささはありますが、口座やカードと連携して資産を把握するマネーフォワードだと、締めたい時に情報が連携されていないということが起きます。スプレッドシートは入力するだけでいいので、入力さえすれば、すぐに毎月振り返りができます。

 そして、元々のテンプレートにはない年間の支出予定も表を作っています。これまで3年分の家計簿を振り返り必要な支出を年間予算として計上しています。

マネーフォワードは資産の把握

 口座やカードと連携できるので、自分が今どのくらいのお金をどの銀行に持っているのか一目瞭然です。いくつかある口座の出入金をリアルタイムで把握するのは難しいです。給料の支払い口座は、勤務先の指定の地方銀行なので通帳記帳しないと把握できませんし、銀行ごとに通帳アプリを開いていくのもなかなか大変です。

 マネーフォワードに口座を連携させてしまえば、一つのアプリで資産の把握ができます。

 ただし、支出の把握の面では不満が残ります。

 予算の概念はあるもの月の予算のみで一年を通して何月は○○といった設定はできません。

 そして自動で連携されているので、微妙に融通が聞かないわけです。一回の支払いごとに家計簿に入力されるので、支出の入力もれが無い反面。お菓子と仕事用のペンを買ってカードで支払うと、一つの項目で処理されてしまいます。

 せっかく家計簿をつけるのではれば、ある程度何に年間どのくらい使っているかも知りたいので、微妙に使いづらく感じます。家計簿の項目もあらかじめ用意されているものなので、それも微妙に自分には合わなかったりして。項目に関係なく固定費・変動費で分けてしまうのも一つの手かもしれません。

一度決めたら一年間はとにかく続けること

 家計簿をどう使うかを決めたら一年間はとにかく、決めた方法で続けることが大切です。一年分の情報を揃えることで、来年の家計に生きてきます。

 一年間、使いづらい思いをしなくていいように、12月の内にじっくり家計簿を調整したいと思います。

 12月は試運転期間なので家計簿をなぜか何重にもつけることになって少し大変ですけど。来年の家計管理がしやすくなるように今月が大切な時期だと思います。