2020年に出版された本で割りと新しい本だとおもいます。もちろん図書館で借りました。
表紙は別にかわいくない感じですが、なかはオールカラーで図や表も多くて読みやすかったです。
20台、30台の女性をターゲットとしているのかなと思いました。
人生を4つの期間で分ける。いますることは何だろう。
人生を4つの期間に分けて、今するべきことを教えてくれます。25歳~50歳はお金の知識を身に着けること、長期的に働ける知識やスキルを身に着ける時期だそうです。
最近は長生きするから、若いときから老後に備えたら楽ですよというのがよくわかる様にかかれています。
女性にありがちな、ライフスタイル別の年金について解説
シングル女性の場合、結婚してパートとなる場合、数年間海外留学する場合など結構色々なライフスタイル別の年金や、目標貯蓄額が解説されていました。
年金をいくら位もらえるか、今いくら位使っているのかわかれば、不安が軽減するそうです。
障害年金や子供が3才未満の年金制度の特例など頭の片隅に置いているとよさそうなことも書かれていました。
「年金を増やすコツ:長く働くこと」それもどうなのかしら。
年金対策として、長く働くことで受給年齢を送らせ、年金の支払い期間を伸ばすことができるので、長く働くことが老後対策になります、とかかれている本は多いです。この本にもかかれていました。もちろん年金が足りないときは、そういう方法もあるのでしょう。
でも長く働くって、結構大変じゃないのかなとおもいます。人生で60代って、人として成熟してきてある程度体も動いて、一番いい時期じゃないかとおもいます。その時期を年金を増やすためにがっつり働くのも、なんだかもったいない気がします。
年金の受給年齢はどんどん後ろに延びていくでしょうし、私たちが老後を迎える頃には70才まで働くのが当然になってくるとおもいます。でもそれって、何となく楽しくないというか、未来に希望が持てません。やりがいのために働くのは良いと思うんですけどね
老後になったらある程度、働いても働かなくてもどっちでもいいけれど、やりがいのために働くという状態が、今思う理想の老後です。
健康で働ける状態でいることが一番の資産だとおもいます。