年収150万円で僕らは自由に生きていくを読む。お金に関する考えがぎっしり詰まった本。

 イケダハヤトというプロブロガーの方の本です。この方のお金についての考え方がたくさん書かれています。年齢が近いせいか、共感できる部分もあり、あこがれる部分もありました。

たくさんのお金を得るために自由な時間や、やりがいを犠牲にしてはいけない

 この本では繰り返し、この考え方が書かれていました。お金がたくさんなくても幸せに生きることはできる、と書かれていました。

 私もそうだと思います。お金持ちの生活をしたことはありませんが、今の日本では、たくさんのお金がなくても豊かに暮らせると感じています。外食も安くておいしいものがどこにでもありますし、本は図書館で無料で借りれます。病気をしてもお金の心配をして受診を控えることはありません。

 こういう制度があるから、低年収でも不安なく暮らせているのだと思います。

ミニマム生活費が人生を強くする

 こういう、低年収でも自分の好きなことをして暮らすという人たちの本も、いくつか読んでいます。どの方もとにかく生活費を低く抑えている方が多いです。自分の必要と思うものにだけ、よく吟味してお金を使い、無駄遣いは一切ありません。ストイックでかっこいいと思います。

 生きていくのに必要なお金が低ければ、低いほど人生の安定感が高くなっていくのだとおもいます。

 

人とのかかわりを避けるためのお金

 この本に書かれていて印象に残っています。お金を介することで人とのかかわりを避けている面があるのではないか、とそんなことは考えたことがありませんでした。でも確かにお金がなかったら、人とのコミュニケーションを増やしたり、自分が手伝えることを手伝って、自分ができないことを助けてもらったりというやり取りが必要でしょう。でも、お金を払ってるからしてもらって当然みたいな考えが染みついていました。

お金について人の考え方を知るのは面白い

 節約術の本も面白いですが、こういうお金に関して自分の考えがぎっしり詰まっている本もすごく面白いですね。特に、自分が考えたこともなかったような考えに触れると、新鮮な気持ちになります。

 今後も、お金に関する本を(図書館で借りて)読んでいきたいと思います。