コロナと節約と私の一年

 去年の今ごろはまさかここまで新型コロナウイルスの問題が長引くとは思っていませんでした。新型コロナは、クルーズ船とともに日本にやって来て、外国人の入国が制限され、緊急事態宣言から外出制限と、映画か何かのような怒濤の一年でした。

 マスクと消毒薬が店頭から消えて、ホットケーキミックスもなくなりすごい非日常の日々でした。(これだけ書いていると十年後に読むと、なぜホットケーキミックスがなくなったのかと混乱するでしょうね。)

 コロナ禍でいくつか気づいたこともあります。

家で過ごすと支出が減る

 これまでも何となく気がついていましたが、今回の自粛で確信しました。家にいると支出が減るのは間違いありません。田舎ですからUber Eatsはおろか出前も宅配ピザもやって来ません。アマゾンは比較的早く届きますが、アマゾン以外のネット通販も結構時間がかかります。

 家にいたら、お金を使わない娯楽をすることになります。昔クリアしたゲームをもう一度してみたり、料理を作ったり。フリーのゲームでもかなり面白いものも多くあります。お金を使わなくてもできる娯楽に目を向けるのも結構いいものだと思いました。

長期間、家から出ないと鬱々とする

 自分でも意外でした。そんなにお出かけが好きな方でもないので、外出自粛もそう辛くないだろうと思っていましたが、実際に自粛生活をして見ると結構辛く感じました。

 辛く感じてまで外出を自粛するなんて、コロナがなかったらなかったでしょうね。日々の買い物や図書館でも気分転換になるものだったのかと驚きました。

 一時期はテレビを見れば、毎日感染者が報告されて他の人がピリピリしている姿が報道され結構神経がすり減るような状況でした。その日々から見ると、今の方が神経がすり減るような辛さはありません。

今年の目標の旅行には行けず

 今年の密かな目標だった小旅行は一度も達成できませんでした。一人でちょっとした旅行にでもと思っていたのです。これは達成できず。病院勤務なので、県外移動を自粛するように職場から命令が出ているので県内をうろうろしただけです。本当はちょっと遠い観光地にいってみたり、食べ歩きをしてみたりしてみたかったのですが、それは叶いませんでした。仕方ないこととはいえ残念です。

 旅行に行けるのは一体いつになるのかしら。ワクチンをみんなが打つようになって状況が変わることを期待しています。

新型コロナと一年

 コロナに関して振り返ってみると、怒濤の一年だったと思います。初期の、マスクがない、消毒液が売ってないと言っていた頃はすごくストレスが強かったなーと感じます。今ももちろんストレスを感じますが、この自粛生活にもずいぶん慣れてきました。

 友達と居酒屋に行ったり、小旅行に行ったりできる日を夢見ながら、もうすこし、withコロナがうまくいくことを願っています。