倹約家の母 直伝の家計簿を使わない家計管理法。

 現在は実家暮らしをしておりますが、かつて数年間一人暮らしをしていたことがあります。その時に母から家計管理の方法を教えてもらいました。

 非常にシンプルな方法でしたが、おかげで家計簿をつけなくてもある程度の貯蓄ができ、私の貯金成功体験になりました。

銀行から月1回、5万円引き出す。そして一週間一万円で生活する。

 たったこれだけです。ちなみに月末に銀行に行って翌月分を引き出していました。給料日とは全く関係なしです。

 そして一週間ごとに財布に一万円を入れていきます。それの一万円で、食費も日用品、娯楽費も飲み会も支払います。もちろんカード払いなどはしません。

 飲み会がある週は食費を節約しますし、何もない週はちょっと贅沢してケーキやお惣菜を買ってみたり。月末とかの週が3日くらいしかないときも1万円です。けっこう、おおらか。

 この管理方法のいいところは、苦しい週があっても一週間で終わるということです。働きだしてからの一週間ってあっという間です。また次の週には一万円使うことができます。

 ちなみに銀行口座は、給料の振込口座1つだけ。

 現金払い以外の支出は銀行口座払いにしていて、月末に銀行に行くときに通帳で引き出すようにしていたので、記帳すればすべての支出を把握できました。なので、家計簿をつける必要がありません。

これで数年間生活していた感想としては、特にぎりぎりでもありませんでしたし、ちょこちょこ無駄使いもできて、いい塩梅の生活でした。

一人暮らしのころの家計を振り返る

そのころのは家計簿はつけていませんでしたが、振り返ってみると

  • 家賃2万円(社宅)
  • 水道3千円くらい
  • 電気1万円くらい
  • ガラケー5千円円くらい
  • 手元で管理するお金5万円
  • 計8万8千円くらい

 社宅だったので安く抑えられていたのもありますが、結構、健全な家計だったんじゃないかな-と思います。

まとめ

 現在私はこの方法では家計管理していませんが、こうやって書き出してみると極めてシンプルで洗練された方法だと感じます。家計簿をつけず、それでもある程度支出をコントロールできます。

 お金について考えるのが好きで、スプレッドシートやマネーフォワードミーも活用していますが、そもそもの仕組みをシンプルにしていけば管理に手間をかける必要もないのかもしれません。