夜勤をやめて思う事。

 入院患者施設のある病棟では、日勤と夜勤、両方するのが一般的です。私も数年前まで日勤も夜勤もどちらもしていました。だた、体調を整えることができなかったので、現在は日勤だけの勤務をしています。夜勤手当てがなくなってしまったので手取りの給料は明らかに下がりましたが、今はこの生活にとても満足しています。

 日勤だけにして規則正しい生活を送って感じた変化を書いていきたいと思います。

 自分の働き方に、悩んでいる方がいるかもしれません。そういった方のお役にたてば嬉しいです。

日勤だけになって感じた変化

なんとなく体調が悪い、ということが減った。

 夜勤をしていたときは、妙に体が重い、だるくてたまらないということがありましたが、日勤生活になってからは、明確に言葉にしにくいようなきつさがなくなりました。体が楽になりました。

時間感覚が狂うことがなくなった。

 夜勤をしている頃は、目覚めて、今朝なの?夜なの?と感覚がつかめないことが多々ありました。時計を見てなんとか体に時間を言い聞かせていました。でも日勤だけ生活になってからそういうことはありません。いつも夜に寝るので、目覚めたら確実に朝ですからね。時間の感覚が狂うのって体感として結構苦しいことでした。

 そして、いつも寝る時間になると確実に眠くなります。毎日同じ時間に寝たら、目覚める時間も同じなので目覚めもよいです。

精神的な緊張感が減った。

 これは、病院独特のものかもしれません。夜勤になるとスタッフの人数が減るため少ない人数で対応しないと行けません。これは結構大変なことで、一人で判断することが増えます。責任も重くものすごくストレスのかかる状況です。そういう機会が減るのでそういったストレスは減りました。

イライラすることが減った。

 夜勤をしていた頃はイライラしがちでしたが、おおらかに構えることが出来るようになりました。体が楽なので気持ちに余裕ができているので、我慢したり頑張ったりすること無くてすごく楽です。

 あと、生理前のイライラも格段に減りました。女性の職場のせいか、生理に関することで悩んでいる人も多いように感じます。生活が不規則なこと、ストレスが多いことも関係しているのではないかと思っています。

無駄遣いが減った。

 夜勤の時は職場で2食食べることになるので、パンやお弁当を買っていました。そして夜勤は長いのでお菓子なんかも買っていました。飲み物まで買ったら1000円近くかかっていたような気がします。

 日勤中に仕事中にお菓子を食べることはありませんが、なんとなく夜勤は食べてOKな風潮がありまして、細々勝手食べていました。一緒に働くスタッフとお菓子を交換するという風習のあるところも多いと思います。こういうのって、結構疲れるんですよね。

 なんのお菓子を買うのか。何人分揃えるのか、甘いのしょっぱいの、人によっては好みもあります。嫌いなお菓子を渡すことはできません。案外気を遣うポイントです。

生活が規則的になり、無意識に生活できるようになった。

 日勤+夜勤だと生活スタイルが2パターンになります。すると普段の生活と違うので、考えて行動しないといけないことが増えます。時間配分から買うお菓子持ち物まで。人間は一日に判断できる数か決まっているそうなので、いつもと違う一日を送るって結構疲れることです。

 日勤だけ生活を送ってみて感じた変化を書いてみました。何よりわたしにとっての一番は、体が楽になったことですね。夜勤をしていたときはただ日々を過ごすだけでくたくたでしたが、日勤だけになって余裕ができて日常やお金のことにも目を向ける余裕ができました。

まとめ

 夜勤をすることでのメリットはお金の面ですが、それも節約をすることでカバーすることができています。お金に余裕があると思うと不思議と使ってしまうものでして、当時はお金の使い方がとても雑だったなーと思います。その時は気が付きませんでしたけど、頑張っているんだから、このくらい贅沢しても・・・という気持ちがありました。お金のために、夜勤してそのお金を雑に使っていたら本末転倒ですよね。

  私は今の生活が気に入っています。体も楽だし人にも優しくできて、少ないお金を大切に使って。今の方が満足感の高い生活を遅れています。夜勤をしたから規則正しい生活のありがたみがわかるようになりました。またやりたいとは思いませんけどね。

 いろんな働き方があって、すべての人にとっての正解はないと思います。自分にとってどれが一番幸せな働き方なのか、考えてみて、それでもわからないときは色々なパターンを実際に試してみるのがいいと思います。