就職してから数年間夜勤をしていました。
夜勤は18時から9時までで、休憩2時間という勤務です
就職してから、当然の流れのように夜勤業務に入るようになって夜勤をしないなんて選択肢はありませんでした。
夜勤のプレッシャーって独特
何年しても夜勤のプレッシャーというのは減らなかった気がします。患者さんの状態が悪くても日勤より少ない人数で対応しないといけないので、いくら時間があっても足りません。
さらに、夜勤のメンバーによっては助け合えない場合もあります。
これが結構辛いんです。大変な状況な時でも協力してくれる人がいれば、まぁまぁ何とかなるんです。ですが一人だと本当に何とかならない場合があるんです。
数年たって、夜勤を止めてみました。
病院を辞めたついでに、新しい病院では日勤専従を希望しました。それ以来日勤のみで働いています。時々夜勤しない?って聞かれますけどね。お断りしております。
日勤のみで働いてみて感じたこと。
日勤の連勤には案外慣れる
日勤のみになると、夜勤をしていた頃より連勤が付きます。はじめはきついなーと思いますが、普通に慣れます。
世の中の多くの人は月曜から金曜日まで働いているわけですから、要は慣れです。
夜勤手当分給料が減る
これはかなり心が痛みます。月に数回夜勤が無いだけで結構な金額が減ります。私の場合、年間50~60万円程度給料が減りました。
ただ、給料が減ったのに比例して節約スキルが上がりました。今思えば収入があるのをいいことに、お金を雑に使っていました。お金が無ければ無いでちゃんと、どうにかなるものです。
体がとても楽になる
夜勤オンリーならともかく日勤+夜勤だとどうやっても体調が整いません。寝る時間も起きる時間も一定にできない状態だと、良い睡眠がとれません。
夜勤明けにひと眠りして、目覚めたら時計が6時で夕方なのか朝なのか困惑するなんてこともありません。
日勤だけをしていると毎日同じ時間に起きて寝ることになるので、とても体調が整います。
人間は昼動いて、夜寝る生き物なんだなとしみじみ思います。
人間関係がいくらか楽
夜勤をしていると、気の合わないスタッフと長時間一緒にいないといけません。でも日勤だけだとほかのスタッフもいるので、ある程度逃げ道があります。これだけでもだいぶ違います。
夜勤をしているスタッフを尊敬するようになる。
辞めてみてわかる夜勤のたいへんさです。自分がやってた時もたいへんだと思っていましたが、辞めてみて本当にたいへんな事をしていたんだなと思えるようになりました。
人生いろいろ、働き方もいろいろあっていいじゃない。
最近そう思えるようになってきました。
私にとって日勤だけの働き方はとても合っていたようです。夜勤をしていたからこそ心からそう思えます。
大変な部分もありますけど(主に金銭面が)、自分で選んだ働き方です。今の生活をまずまず気に入っています。